31才独身女性ブライダルコーディネーターの出会いがない日常克服体験

「ご結婚おめでとうございます。お幸せに」とたくさんの新郎新婦の幸せのお手伝いをしてきました。私の職業は幸せのお手伝いをするブライダルコーディネータですが、さすがに三十路を超えると「自分の幸せはいつやってくるんだろう」と不安になる毎日でした。仕事でお会いするのはご結婚が決まった幸せいっぱいのカップルなので、仕事のやりがいと嬉しさを感じつつもどこか羨ましく見ていました。職場は「女性の園」で男性がいても管理職のオジさん社員だから職場でのときめく出会いはないし、仕事はいつも夜遅くまでだし、担当しているお客様からアポが入れば休日返上で対応するから休みもままならないので、合コンや飲み会にも参加できずプライベートでも出会いはなかったのです。

久しぶりの休みの日、自宅でのんびりインターネットを見ていた時、あるサイトの広告が目に入りました。いわゆる「出会い(お見合い)サイト」でした。怪しいサイトが多い中、そのサイトを運営していた会社は有名な大手企業で実績もしっかりある企業でした。しばらく悩みましたが「現実の世界でも出会いがないんだから、試しにやってみようかな」くらいの軽い気持ちで利用し始めました。本人確認が厳しい分、紹介される人もかなりしっかりした職業の人が多かったです。職業としては、ドクターが一番多くて驚きました。その後、しばらく仕事が忙しくて家でネットを開くこともなかったのですが、久しぶりにサイトを覗いた時、たくさん頂いた紹介メール(アプローチメールと言うほうが当てはまると思いますが…)の中にどうしても印象に残る人が一人いました。年齢が近く、隣の県の病院にお勤めのドクターでした。多くの人はシンプルな決まりきった文章が多かったのですが、その人だけは、飾った言葉ではないけれど、とても共感できる部分があったので印象に残ったのだと思います。その気持ちと合わせて軽めに自己紹介をした返信をしたことがきっかけで、少しずつやり取りが増えていきました。駆け引きもなく、好かれようと無理をすることもなく、ありのままの自分で文字のやり取りができたのは、インターネットの良さかもしれませんね。

お互い全く異なる業界と学界なので、聞く話、話す話題がお互いに新鮮でとても楽しかったです。お互い30代だったので余裕もあり、お互いを尊重しながら本音で話ができるようになる頃にはお互いに休みの日を合わせて、無理をせず、わずかな時間でも実際に会って、お茶や食事をするようになっていました。インターネットから飛び出して、現実の世界で「彼氏」「彼女」という関係になっていました。今は、将来を見据えたパートナーとして一緒にいる時間を大切に過ごしています。ブライダルコーディネータとして幸せを見送ってきた私にやっと訪れた幸せは、インターネットで見つけることができました。「出会いがない」なんてぼやいている暇なんかもったいないですよ。出会いは、いつも身近なところにあるものです、ネットの中にでも。

18才女子大生の出会いがない憂いの気持ち

出会いがない。女子大になんか入らなければ良かった。
だって本当に出会いがない。女子大といっても色々な大学がある。
東京の繁華街の近くに位置している学校もあれば、
埼玉のはずれに位置している大学もある。私の学校は後者だ。
埼玉のはずれにあるこの大学は、別名を陸の孤島といわれている。
最寄駅からバスで三十分。しかもそのバスは一時間に三本しか出ない。
近くにあるコンビニは、個人経営で、従業員がたまに不在だ。
万引きし放題である。監視カメラすらない。
でもそんな状況でも一度も警察沙汰になったことがない。
なんというのどかで牧歌的で平和なんだろう。あくびがでてしまう。
まあそんな学校だ。近くには大学もない。ただこの女子大があるだけ。
男子のだの字もない。いつの時代の女子大なのか?そう問いたい。
あまりにも時代遅れすぎる。まるで大正だ。大正時代の女学校だ。
ここにいる女の子たちは箱入りを通り越して、蔵入りだ。
外界からは断絶された空間で生きている。その代わりみんな擦れていないし、
ピュアで性格もいい。言い方を変えれば、子供っぽいし、騙されやすい。
純粋培養されたお嬢様たちは、
最後までお嬢様として生きていけたら幸せなのだろうと思う。
途中からどこかに放り出されたらそのときが怖いけれど。
それにしても、女子大にいっているのにまったくそのブランドを活かせていない。
合コンの誘いなんてこない。この前は学内でたぬきを見つけた。
もう、男じゃなくてたぬきが出るなんて末期だ。